ハンドパンスケール体系図
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ハンドパンのスケールはそれぞれの成り立ちによって情緒性のあるネーミングがされており、非常に興味深いものが多いです。
しかしながら、独自性のあるネーミングゆえに一見してそのスケールがどのようなもの(Major? or Minor? それともそれ以外?)なのかが分かりづらい部分があります。
というわけでこの度、音楽的に理解しやすくするために「ハンドパンスケール体系図」なるものを作ってみました。※以下よりダウンロードできます
この体系図においては以下3つのスケールを大分類としております。
・Major Scale ( 1 2 3 4 5 6 7 )
・Harmonic Minor ( 1 2 b3 4 5 b6 7 )
・Melodic Minor ( 1 2 b3 4 5 6 7 )
この3つのスケールにはそれぞれ7つのモードスケールが派生します。
その派生されたモードスケールに対し、ハンドパンのスケールがどのモードスケールにあたるのかを表記したのがこちらの体系図です。
ハンドパンスケールの度数に関しては、Dingを”1(Root)”として統一しております。
※”5度Ding”等の考えは認識しておりますが、その辺を踏まえた分かりやすい体系図を作ることは困難だった為、一旦成り立ちや歴史背景については無視しております。
全てのハンドパンスケールを網羅しているわけではないので、各々で追加・編集等自由にしていただければと思います。
尚、この体系表を使用する上では”度数”や”モードスケール”の概念をある程度理解しておく必要があるとおもいます。こちらについてはGoogleで調べればいくらでも情報が転がっていますので、必要に応じて検索していただければと思います。
利用方法としてはカスタムスケールを組む(考える)ときや、スケールのボイシングを(他楽器で)確認するときに有効活用できるかと思います。
以上です。