D Clelticボトムノートの配置と意図

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現在製作中のD Celticはボトムに音を足す予定で進めている。

いろいろと悩んだが、結果的に以下の配置にすることを決めた。

ハンドパン 音盤配置
きったねえ図だ!

以下、「低音域」、「中音域」、「高音域」の三つのセクションに分けて説明する。

低音域( C3,E3,F3 )

この三つはベース音としての使用が主になると思うので、すべてApex(凸の)のドームを成形した。
本当はBb2とかA2とかぶち込みたかったがちょっとまだ自信がなさ過ぎた。C3でもうまくいきますようにと祈ってるぐらいなので。

とりあえずC3右手スタートで、左手D3、右手E3,左手F3と演奏できるように配置をしてみた。

この位置のいい点は、各音がオクターブの音(C4,E4,F4)と離れた位置に置けることだ。
これで過剰な共鳴を防ぐことができるはず。

中音域(Bb3,C#4)

とにかくC#4を入れたかった。

このC#4はスケールから外れた音ではあるが、ドミナントからトニックへ帰って来るときに割と使いようがある。この一音だけで雰囲気を変えれるのでなかなか楽しそう。
Bb3はどうせならあったほうが便利そうなので入れてみた。

C#4はE4,G4との和音で使用できるようにしたかったのでそれらのちょうど真後ろに配置した。
最初は対角のほうがいいかなと思っていたが、実際にハンドパンを構えてシミュレーションしてみたら真後ろのほうが取り回しがしやすかった。
あと、このC#4とTOP側のC,Dの共鳴を避けたいので、位置的にには一番距離の離れたこの位置がベストだと思う。

Bb3の位置はなんとなく左側のほうが演奏しやすそうというのと、共鳴してほしくないAから一番遠いのでこの位置にした。

高音域(C#5,A5)

C#が二個もいるか?と悩んだが、誰かがこの音を使ってかっこいいフレーズをやってくれることを期待して採用。
A5は、高音域がどこまでいけるかという製作者側のロマンである。スペースがあればBb5も入れたかった。

配置についてはどちらを右にして左にするかという話なんだが、ここはC#5がC5,D5と共鳴しないように右側に配置した。A5もたぶん右側のほうがいいのだが(演奏のしやすさ的に)上記を優先することにした。
その為若干A5は取り回しがしづらいかもしれない。

・・・・・

以上である。

ボトムノートに関しては音響的な問題の考慮もそうだが演奏のしやすさも考慮しないといけないと思う。
しかし、残念なこと僕はそこまで演奏が上手くなく(どちらかというと下手の部類)演奏性のしやすさを測りきれない。。

なのでご意見・アドバイス等あればどしどし頂けたら助かります!
なにとぞ何卒よろしくお願いします。

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